課題
できごと
子どもが、友だちの話の輪の中に入っていくときに、その中の仲がいい子に話しかけて話し始めて、もともと話していたもう1人の子がポツンとなってしまった。
…という相談を保護者さんから受けたので、どう支援するか考えた。
課題設定
状況を客観的にとらえて、ポツンとなった子の気持ちを想像すること、を課題として設定。
教材・支援ツール
構成
- 状況を表す3種の絵カード(写真)
制作に使った素材と道具
いらすとやのイラストを組み合わせて状況絵カードを作成 → 印刷して厚紙に貼り付け。
- 厚紙
- のり
- ペーパーカッター
- PC
使い方と手順
1枚目のカードを見せながら、「2人で話している人たちがいました。」
2枚目のカードを見せながら、「もうひとり人がきて、話している片方の人に話しかけて、こっちの2人で話し始めました。」
2枚目のカードのポツンとなった人を指さして、「こっちの人は今どんな気持ち?」
悲しい等の答えが返ってきたら「そうだね」、
わからない等の返事だった場合にはポツンとなった子の気持ちを代弁する。「いま私が話していたのに取られちゃった、悲しい、って思ってるんじゃないかな。」
3枚目のカードを見せながら、「こうやって、3人で一緒に話すといいよね。」
「じゃぁ、話の中に入っていってみんなで話すには、なんて言って入っていくといいと思う?」
いい案が出たらホメる。
特に出なければ、こちらから案を出す。「僕も入れて、とか、なに話してるの? とか言って入っていくといいよね。」
ねらい
- 視覚的なので伝わりやすい。
考案・制作
フクイユウ
原案・参考
株式会社エスコアール「ソーシャルスキルトレーニング絵カード」シリーズ など