教材や支援ツールの効果があまり見られないときの考え方とやるべきこと

教材や支援ツールの効果があまり見られないときの考え方とやるべきこと

一生懸命考えてツールを作ったけど、「あれ? ぜんぜん響いてないな…」ってこと、ありませんか?

私はあります。ここには効果が見られたものを掲載していますが、実際には「今回は響かなかったな~」な経験もたくさん。

そんなときの気持ちの持ちようや、そんなときこそ集中してやっていることをご紹介します。

効果が見られないときの考え方

失敗は成功のもと!

教材やツールが悪いわけではなく、子どもとの相性やタイミングが合わなかっただけ。

もちろん、子どもも自分も悪くありません。

効果が見られないときにやること

効果が見られなかったときこそ、私は子どもをよく観察するようにしています。

  • その子との相性が合わなかったのか
  • もっと事前に取り組むべき段階や課題がありそうか
  • 提示するタイミングがよくなかったのか
  • 継続して取り組むことで変化がありそうか

子どもの反応を観察できる貴重なタイミング、逃す手はありません。

子どもの表情や様子をよく観察することで、上に挙げた要素を見極めて、次につなげるようにしています。

一時効果があったものの効果が見られなくなってきたら…

しばらく効果てきめんだったツールの効果が感じられなくなってきた場合、そのツールは卒業のとき。

子どもはどんどん成長しているので、子どもの成長・変化・課題に応じて、ツールも新しく考えるようにしています。